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プロフィール
HN:
ヒカゲハスマ
性別:
女性
職業:
春から専門学生
趣味:
カラオケ/現実逃避/詩もどき
自己紹介:


↓近頃のわたくしめ↓

・またハブラr..ハレルヤー!!
・意外とアレだぞフロシャイム!
・ムテムテでボンボンっ♪
・君の愛を得るためなら戦士にもなれるさ!

そして常にさんほらーい
つっこ!アリプロ!
…そんななまけもの。
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こんなにも
優しいひと時は
甘やかな過去に
誑かされて 逃げ出した

甘さに酔って
ふと助けを求め
ようやく
そこ無い 現実に気が付いた

名残も残っていない
寂しさが 刺さる


触れるか触れないか
瀬戸際の場所でいつも
いたたまれなくなって
逃げ出したのは、私
孤独に耐えきれなくて
明日に焼き殺されそうで
泣き出しそうな私を
受け止めたのは、君

抱き返せなかったのは、
私、 私だけ
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からり、とした風が
痛む太陽から僕をさらって
ふんわりとした心地良さ
ああ 僕は ここに居るんだね

すとん、と降り立った
悪戯な笑みを湛えたままで
不意に腕を引き走り出す
ああ 僕は まだ 笑えたんだね

あまりにも煩く
あまりにも静か だ
だから きっと
必死だった

忘れてしまっていた
目先の霞に惑うばかりで
隣りの 後ろの 微笑み
僕には まだ 残ってたんだね

(そこに在った 安らぎに 涙が出た)
些細ないさかいを引きずって
はっきりと拒んだのは僕の方だった

恐らく君は、
君と僕だから、
僕の我侭
打ち明けたとしても
苦笑しながら
受け止めてくれていたんだろう

怯えながら
痛みながら
避けた僕に
笑顔で手を振って
僕を泣かせた君は
いつも、ひとりで泣いていたのに
気づいていたのは
僕だけだったとも知らないで

一緒に居てあげられなかった
あの頃の僕はただ
ひたすらに
見えない"明日"に震えていた
高揚する彼らの煩悩
どうにも抑止の声が届かない
遮られた方舟の航路
待ちわびた女神の登場
それすら気づかぬ程 錯綜

どうか どうか
女神は祈りを
脚下の僅かな誠の民へと

愕然 困惑
彼女は嘆きを
かつて契った最愛の士へと

二度と混乱の世界など
引き起こさせぬと、約束した
温もりの流れた戦地が蘇る

囁く甘やかな死神は煩悩に住み着いた

繋がらぬ 契りは 届かず 破られた
生温い 天地(あめつち)
爪に入り込む其は
果てしなく不確かで
酷く不快で

それをも含め 全て
纏っている空気さえ
何もかも
抱き締めてあげるべき
私自身 で

そんなごく普通
そんな自己愛者
蔑まれようとも
それでなければ
私は 生きてはいられなかった
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