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プロフィール
HN:
ヒカゲハスマ
性別:
女性
職業:
春から専門学生
趣味:
カラオケ/現実逃避/詩もどき
自己紹介:


↓近頃のわたくしめ↓

・またハブラr..ハレルヤー!!
・意外とアレだぞフロシャイム!
・ムテムテでボンボンっ♪
・君の愛を得るためなら戦士にもなれるさ!

そして常にさんほらーい
つっこ!アリプロ!
…そんななまけもの。
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飾られた口が
歌を歌う
悲鳴を上げる

ころころと
転がり落ちる戒

笑う僕らは
軋んでいるよ

早く追って
早く拾い上げて

きっとあれが最後の子
優しい僕が愛で育てた
最初で最後の、
堅牢だった唯一の砦だよ

いい加減、
早く気付いて。
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あの場所に残した
ほんの僅かな未練が
僕の足を掴んで離さない

無理矢理に引きはがした腕
くっきりと跡が残る程
痺れた足は尚も
思うように動かない

越えるべきか
こんな小さなカルマまで
背負わなければ
先には進めないのかい?
溶け込む繊維を
散らばる粒子を
どうしてもこの手の中で
繋ぎ止めておきたくて

私の隣に居座っていた
長く、長いこと居座っていた
まあるい影を
足蹴にして
今、手の平へ、
すべての意識を、感覚を、、、

結局止まることは出来ない
小さな小さなものたちは
間もなく滑り落ちていきました

あら、元通り。
地に寝そべるかのように
仰向けに倒れ込んで
泥に沈んでゆく背中
差し延べられた幻に
伸ばす腕すら沈みゆく

いっそ視界すら
遮って
生暖かなそれで
覆ってしまって
そうしたら
やるせなさに、
不甲斐なさに、
泣腫らした顔だって
誰にも見られる事は
無いはずなのに


それなのに。
ふと湧き出た毒素の泡を
見て見ぬ振りして通り過ぎた
どうやら靴の裏側に
液体が染み付いていたらしい

体温で毒素が増して
飲み込まれつつあった
消え入りそうな意識を
繋ぎ止めてくれたのは、
雨の近付いてくる匂い
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