私は、何事にも正面からぶつかったことがない。
社会から、
自分から、
全部から目を逸らして、
背を向けて、逃亡して、
離れた場所から目を細めて眺めて…
そんな私に
勝手に絶望する。
自分の過ちに気づいても
『過ぎたことだ』と自嘲して、自分をどう正当化するか に思考を巡らせて
深みにはまって
自己嫌悪して
あたかも “自分が一番つらい” かのような表現をして、
周囲を、他人を批判して
結局自分を正当化しようとする
一体何故私はこうも
堕落しようとするのだろう
見出した楽しいこと も
些細な不安と共に放り出して
避けて
乗り越えるべき 挫折 も避けて
何事も真剣に取り組まず
本当の 挫折 すら知らずに生きてきた
…正直、自分の馬鹿さ加減にはいい加減うんざりしてる。
だけど、だからといって何もしないからそのまま果てしなく同じことが繰り返されている。
何もしないから余計考える
だけど
何もしないけど 現実逃避だけは欠かさないから 現実が見えない
しかも、
既に習慣化してしまったようで。
ぼぉっとしてると
じっとしてると
無意識に逃避(主に妄想)が始まってしまう。
何もしないから
疲れないから熟睡も出来なくて
遠すぎる光輝く夢を見たり
好奇心をかき立てられる魅惑的な夢を見たり
…失う 悪夢を見たり
そうやって私の頭の中には
少なからず 非現実 が住みついていて。
真っ向からぶつからなければ何も変わらないのに
『必要ならきっと誰かが変えてくれる』
…なんて人まかせ
真っ向から向かってきてくれる頼もしい友人に頼りすぎて
全部 任せて
決断を避けて
そのまま
16年と5ヶ月と2日も生きてしまった。
…私の記憶にある限り
少なくとも小学4年のころは既にこうだった
テレビの向こうに憧れて
逃避 して
理想だけが高く高く積み上げられて
届かなくて
1人で絶望して
人に嫌みを言ったりして
自然と周りに壁をつくった
それが未だに…というか、更に悪化しているといったほうが正しいだろう。
成長 どころか
退化 しているとしか思えない
やさぐれて
理想を描いて
友に憧れて
…何もしない
確かに、現状に満足はしていないけど…
私はこのまま変わらないのだろうか
未だにキッカケばかりを待ってる
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